IME

パソコンをお持ちの方なら一度は聞いたことがある「IME」という単語ですが、これなんのことかご存知ですか？

IMEとは、コンピュータ上で日本語などのアルファベット以外の文字を入力するためのソフトウェアのことを言います。つまり、IMEがないと日本語が入力できません。

いつも何気なく利用しているIMEですが、海外に行ったりするとIMEが搭載されていないパソコンも多く、日本語が入力できないというトラブルに遭遇してしまうわけです。今回はIMEの便利な機能や、エラーの対処法などを解説します。

日本語IMEの入力方式

日本語IMEの入力方式は「かな入力」と「ローマ字入力」に区別されます。かな入力はキーボードに印字されているひらがなを打つとそのかなが入力される方式、ローマ字方式はキーボードに印字されているローマ字の組み合わせで文字を入力していく方式です。

以前からMicrosoft IMEを利用されている方は使ったこともあると思うのですが、読めない漢字があったりして困ったときは、「IMEパッド」を利用すると便利です。

IMEパッドとは、手書きで文字を入力すると、該当する文字の候補一覧を表示してくれる機能です。手書きだけでなく、総画数や部首名からの検索も可能で、意外と使う場面が多かったIMEパッドなのですが、Windows10からIMEパッドの出し方が変わっています。

見つけられず困ったという方のために、IMEパッドを簡単に表示させる方法を紹介しておきます。

「ctrlキー＋F10キー」を同時に押すことで、IMEパッドを選択できるメニューが開きますので、そちらから利用してください。

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パソコンに何か不具合が生じたときは、まずパソコンの再起動をしてみましょう。わりと再起動後には不具合が直っていることもあります。

再起動してみたけど、「IMEが無効になって使えない」場合は…以下の対処法で解決する場合がありますので、試してみてください。

ctfmon.exeはアプリケーションへの入力フロントエンドを拡張するためのテキストサービスでスタートアップに登録されており、パソコン起動時に自動的にctfmon.exeも実行されるのですが、何らかの原因で起動されずIMEが無効となるケースがあるようです。

デスクトップ左下にある「ここに入力して検索」と書いてある検索ボックスに「ctfmon」と入力します。
ctfmonが表示されたら、ctfmon上で右クリックし、「ファイルの場所を開く」をクリックします。
フォルダが開き、「ctfmon.exe」が表示されているので、右クリックで「ショートカットの作成」をクリックします。
「ここにショートカットを作成することはできません。デスクトップ上に作成しますか？」と聞かれるので「はい」をクリックします。
適当なフォルダを開き、フォルダの場所に「C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」をコピペして、エンターキーを押します。（ユーザー名には自分のユーザー名を入れる）
デスクトップに作成したctfmon.exeのショートカットを、先ほど開いたスタートアップフォルダの中に移動すれば完了です。

PCを再起動すれば、日本語入力できると思いますので、確認してください。