スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器が発展し、今ではご家庭にも無線LANの環境が整っている方が大多数だと思います。この無線LANに関する用語で「wi-fi(ワイファイ)」というものがあります。普段何気なく使っているwi-fiという言葉、どういう意味を持っているのかご存知でしょうか?
いまさら聞けないwi-fiについて、また困ったときの対応等を説明します。
いまさら聞けないwi-fiとは?
wi-fiとは、「無線LAN」の規格の一つです。無線LANとは、ネットワークに接続する際に無線通信を行うシステム、つまりワイヤレスでインターネットに接続できるということですね。wi-fiはその中の一つの通信形式ということです。
今では、無線LAN=wi-fiのような使い方をされていることが多いですが、実は厳密に言うとこれは間違い。無線LANでもwi-fiでないものが存在するからです。電波を飛ばしている機器(無線ルーター)に「Wi-Fi CERTIFIEDロゴ」があればwi-fi、そうでなければ他の規格の無線LANということになります。ただ、無線LAN=wi-fiと思って考えていても支障はなさそうですけどね。
wi-fiを利用するときは、フリーのwi-fiでない限り、SSIDとパスワードを入力して接続する場合がほとんどです。無線LANルーターの側面にこれらを記入したシールが張り付けてありますので、確認してみてください。
wi-fiが繋がらない時に確認するべきこと
昨日までは問題なくwi-fiが繋がっていたのに、起きてみたらいきなり繋がらなくなった!なんてこと、けっこうあるんです。wi-fiマークに「ビックリマーク」がついていたら、接続不可となっている状態です。こんな時に確認するべきことを紹介します。
無線ルーターの再起動をしてみよう
例えばコンセントが抜けていたなどの単純なことが原因でない場合、無線ルーターが熱暴走を起こしていたり、フリーズしている可能性があります。このような場合は無線ルーターを再起動することでほとんど解消します。再起動方法はいたって簡単。ルーターのコンセントを抜き、1、2分ほど待ってコンセントをさせばいいだけです。再起動を行うとけっこうな確率で不具合が解消されますので、試してみてください。
再起動で解消されなければ、接続する機器またはISP側の問題!?
再起動でも繋がらない場合は、そもそもご自宅や職場の回線がネットに繋がるのかを確認しましょう。繋がらなければ、契約しているISP(インターネットサービスプロバイダ)のサポートセンターに連絡をするとよいと思います。
また、スマートフォンは繋がらないけどノートパソコンは繋がるという場合は、接続する機器側の問題です。繋がらない機器の再起動を試してみてください。
機器を繋ぎすぎてもだめ!
例えば一台の無線ルーターにたくさんのデータ通信機器が接続されている場合、接続できなくなる場合があります。接続する機器の台数はなるべく少なく抑え、どうしてもたくさん接続させたい場合は、無線ルーターの台数を増やし、分散させましょう。
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wi-fiが遅い!そんな時は?
wi-fiを使ってみたものの、回線速度が遅い…という場合の原因として次のようなことが考えられます。
無線ルーターとの距離が遠い
無線ルーターとの距離が遠くなるにつれて、通信速度は遅くなっていきます。また、途中に壁などの遮へい物がある場合も同様です。中継器などをおいて電波がしっかりと届くように対策しましょう。
接続している機器が多い
先ほども述べましたが、一台の無線ルーターに接続する機器の台数が多すぎると接続速度の低下につながります。機器の台数を減らすか、無線ルーターを増やして接続機器を分散させましょう。
そもそも機器の性能によるところも大きい
無線ルーターの性能も実はピンキリです。機器の高速度化もとても速いですから、古いルーターを使っている場合などは速度がなかなか出ません。性能の良い無線ルーターを利用することも快適なネットワーク環境を構築するためには大事なことです。
【初心者でもバッチリわかる! Wi-Fi完全ガイド (最新機種選びから接続方法、使い方のコツまで伝授!) ムック】
無料でwi-fiを利用できるスポット
最近で無料でwi-fi(無線LAN)を利用することができるスポットが増えています。
- ローソンやファミリーマート、セブンなどのコンビニエンスストア
- マクドナルド
- スターバックスコーヒーやドトールコーヒー、タリーズなどのカフェ
- docomoやau、softbankが提供している公衆無線LAN
また、ホテルなどでも無線LANを設置しているところは多数ありますが、中には有料のものもありますので、事前に確認が必要です。
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